1961年製のRef. 1002オイスターパーペチュアルがリベットブレス付きで入荷しました。

サンバーストのシルバーダイアルに3時、6時、9時がアクセントになった2種類の特徴的な形状のインデックス、ドーフィンハンドを組み合わせた、カレンダーの入らない左右対称のシンプルで美しいデザインとなっています。長短針はやや経年していますが、ブルースチールは綺麗な色味で、夜光も全体に球体状を維持しています。ダイアル表面の艶は綺麗な状態をキープしており、少々エイジングによってシャンパンゴールドカラーになった色味が良い雰囲気です。

オイスターケースは、自然な小キズがありますが全体的にボリュームをキープした状態で、バックケースのタップの刻みもしっかりと残っています。

搭載したムーブメントは、ロレックス自動巻きの完成形と言えるメンテナンス性、耐久性の高い1500系のcal.1560を搭載しています。特筆すべきは初期型の金色リバージングとバタフライローターが綺麗な状態で残るオリジナリティーの高い状態がポイントです。

時計本体よりもやや後年となりますが、72年製のリベットブレスが7×5コマで付属しております。伸びも少なく全体に良好な状態です。