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Ref.5510、8ｍｍサイズのビッククラウンが目を惹くSUBMARINERが入荷致しました。

ROLEXでは6200、6538に続く3代目にして最終のビッククラウンモデルで、Ref.6538と共に言われる通称”ジェームスボンド”です。

ダイアルは画像の通りのエイジングがありますが、こちらの時計の魅力は何といっても全体のオリジナリティーにあり、夜光はすべて当時のオリジナルが大きく欠けることなく残り、レッドトップのベゼルのコンディションもキズの少ない良好な状態です。また、風防は当時のオリジナルと判断しましたのでキズや細かなヒビがございますが、あえて交換等はしておりません。

ケース全体に自然な小キズがありますが過度な磨きを感じないナチュラルな状態で、真鍮製のベゼルベースの状態も良く、使っていくうちに自然に取れたと思われるラグのヘアラインの状態が非常に良い雰囲気です。

ダイアルは全体にエイジングが進んだ状態です。ただ、これ以上進行するようなものではなく、前述の通り夜光は形状も含め当時の状態を維持しております。金色の長短針に58年頃のサブマリーナやエクスプローラーに見られるホワイトペイントの秒針が良い状態で残っています。

ムーブメントはバタフライローターが残ったCal.1530を搭載。バックケース58年1期に対し、57年４期とマッチングの良いリベットブレスが付きます。

このブレスの状態もまた魅力と言えます。伸びは無いものの、時計本体同様に過度な仕上げ感がなく、小キズやヘアラインが使用感によって光った状態のままの雰囲気の良い状態です。

ナチュラルなエイジングを遂げたレアサブマリーナを是非ご検討いただければと思います。