1971年製のデイトジャストがジュビリーブレス付きで入荷しました。

デイトジャストは、1945年に誕生し現在も製造されているロレックスを代表するロングセラーモデルです。今回ご紹介のデイトジャストRef.1601は、連続した山型にカッティングされたホワイトゴールド製のフルーテッドベゼルが特徴で、光の反射によって異なる表情を見せ、気無垢ならではの輝きとシャープなエッジが維持されています。オイスターケースは、全体にナチュラルな使用感のある小傷はございますが、その分磨きによる痩せ感は無くボリュームがしっかりと維持されています。

螺旋のような模様が放射線状に伸びるサンバースト仕上げが施されたシルバーダイアルは、トップ部分に段を付けたバーインデックス、バーハンドを組み合わせたシンプルながら高級感のあるデザインです。また、ダイアル外周に段差が付き立体感を持たせている点がヴィンテージモデルならではの特徴です。全体的にダメージは殆ど無く、インデックスの外側に付く半球面の夜光塗料も、うっすらと黄色に経年変化はございますが、崩れなどはありません。

ムーブメントには、ロレックス自動巻きの完成形、cal.1570を搭載しています。目立つ人為的な傷等のダメージや、サビや変色などが殆ど無い状態です。

時計本体と同じ71年製のジュビリーブレスは全体に自然な小キズがございますが過度な伸びも無く、ケースコンディションとバランスの取れた状態です。