1940年代中期に製造された、OMEGA最初期の自動巻きモデルが入荷しました。

ダイアルは外周と内周で仕上げを切り替えたシルバーのツートーンに、先端がニードル状になった時分針の組み合わせで、目を惹く夜光のローマ数字とドットインデックスが交互にレイアウトされたデザインです。ダイアル全体に経年変化が生じてはおりますが、雰囲気は良くヴィンテージならではのテイストが感じられます。

デザインされたラグがエレガントなケースは、全体に小傷はございますが、過度な研磨はされておらず、ベゼルやラグの面取りは、本来のシェイプが保たれた良好なコンディションです。

ムーブメントには、バンパー式のcal.28.10RASC PCを搭載しています。全回転ローターとは異なる自動巻きの初期のハーフローターならではの独特な挙動が特徴です。全体に仕上げられたコッパ―メッキには目立つ傷が無く良好な状態です。

革ベルトはイタリアンカーフを合わせています。