1940年代初頭に製造された30mmキャリバー搭載モデルのご紹介です。

搭載するムーブメントは、オメガ手巻きの名機30mmキャリバー、Cal.30SC.T1が搭載。センターセコンドの最初期型であるCal.30SC T1は、ロングセラーの30mmキャリバーの中でも、最も製造数が少ない貴重なムーブメントです。表面に小傷がありますが、錆やメッキ剝がれ等は無く良好なコンディションです。

シルバーカラーのダイアルには、ユニークなフォントでデザインされたアラビア数字は、中心に向かってルーレット状に配されており、ゴールド色のシャープなニードルハンドを組み合わせています。クリアーの艶感が維持されたダイアルには、うっすらと全体にシャンパンゴールドから色濃くグラデーションに焼けた、ヴィンテージの風合いを感じるコンディションです。

32.5mm径のカラトラバスタイルのケースは、細かいキズが見られますが、面取りされたラグのエッジもシャープな印象で過度な研磨はされておりません。