1930年代後半に製造された30mmキャリバーのご紹介です。

30年以上長きに渡り製造されたこちらのモデルは様々なバリエーションがございますが、その中で本商品は防水タイプケースの初期型となり、裏蓋の造り、デザインが素敵です。流れる様なラインが特徴のミドルケースはラグ3面のエッジが十分残っており良好な状態と言えます。

コッパーカラーの文字盤は2時外周付近に経年、変色があり点数を4.6と致しましたが、ローマ数字がルーレット上に描かれた夜光はアンタッチのオリジナルで、外周にはレールトラック、一段下がった大きなスモールセコンドがクラシカルな印象を与えます。

ムーブメントには、オメガ手巻きの名機として知られる30mmキャリバーのバリエーションの一つ、30T2 が搭載されており、バイメタルチラネジテンプ、巻き上げヒゲ、18,000振動となり、ニアミントコンディションです。

ベルトにはエンボスカーフを合わせております。