1967年に製造されたIWC自動巻きモデルのご紹介です。

縦方向にヘアラインを入れたシルバーのダイアルに、植字のバーインデックスとバーハンドを組み合わせたレイアウトです。外周付近が僅かに湾曲したダイアル形状と、ダイアルに入った繊細なヘアライン仕上げによる陰影が上品な印象です。気になるダメージや経年は無く綺麗なコンディションをキープしています。この時代に見られる筆記体とブロック体両方で描かれたIWCロゴのディテールが魅力的です。

ケースは裏蓋内側にパッキンが入るスナップ防水タイプとなり、魚マークが入る純正のリューズが付いています。全体に小キズがあるものの磨きの形跡は薄い自然な状態です。

ムーブメントは、ペラトン式巻き上げ構造に定評のある自社製のCal.8541を搭載。細かいキズはあるものの大きなキズの無いバランスの良いコンディションです。

革ベルトは、ケアーズオリジナルのクロコダイルを合わせています。