1940年代のETERNA、大型ケースの手巻きモデルが入荷しました。

ケース径36mmのケースは迫力がありながらも、ミドルケースからラグにかけて流麗なケースラインを描くカラトラバスタイルで、エレガントな雰囲気も持ち合わせています。磨きが殆ど入っていない為、ラインが綺麗に出ており、痩せ感は感じられない状態です。バックケースもタップやANTIMAGNETICなど各種スペックの刻印もはっきりと残っています。

文字盤は外周のトラックの仕上げを切り替えたシルバーツートンダイアルとなり、夜光のアラビア全数字とニードルハンドを組み合わせた左右対称、ノンデイト仕様のシンプルなデザインに仕上げられています。文字盤の夜光、針の夜光共にやや経年による変色はありますが塗料の崩れは無く、ダイアル自体も外周キワに僅かな経年が生じている以外は、全体に綺麗な状態を維持しています。