1940年代製、ANGELUSのトリプルカレンダークロノグラフ、’CHRONODATO’が入荷しました。

ツーレジスター仕様のクロノグラフ機構に、日付をポインター針で示し、月と曜日がそれぞれ12時と6時側内周の小窓で表示されるトリプルカレンダーが付いた多機能モデルです。ケース径が大きくダイアルの面積も広く取られている為、複雑なダイアルデザインになることなく、上下左右対称のすっきりとしたデザインに仕上げられています。

全体にやや経年が生じていますが、目立つダメージは無く仄かにシャンパンゴールドカラーになった雰囲気の良い状態です。また、針の夜光や針のブルースチールの輝きも残っています。

ケースは厚みがあり、直径38mmによる迫力のある大きさが特徴です。クロノグラフファンクションを操作するプッシャーに加え、12, 6, 9時付近のケースサイドにはトリプルカレンダーの各表示を操作するボタンがすべて独立して配置されています。

バックケースにはベルトを通した跡や、プッシャーにやや経年が見受けられますが、ラグの面取りやバックケースの番号、ロゴがしっかり確認でき、全体に磨きの形跡が薄くシャープな状態を維持しています。

ムーブメントには、自社製キャリバー、217を搭載しており、こちらも良好な状態をキープしています。

ベルトにはカーフ素材を合わせています。