ダイヤ取巻ベゼルのジャガールクルトが当時の貴重な付属品付きで入荷致しました。

バックワインドと呼ばれるケースの裏側にリューズを配置したモデルで、この構造のムーブメントはジャガールクルトが最初に開発したことでも知られています。正面からリューズが見えない為時計本体のデザインが美しく際立ち、主に18Kやプラチナなど高級仕様のモデルに見受けられる構造です。

今回入荷致しましたのは1963年に製造された1本で、ベゼルの周りにダイヤを24粒敷き詰めた美しいドレスウォッチとなります。

文字盤はクリアコーティングの表面が均一に経年し、雰囲気の良い色合いになっており、クサビインデックスとネクタイ型の長短針がヴィンテージらしい引き締まった表情です。

シャープなベゼルラインのケースはベゼルとミドルケースの間に空間を設け、ダイヤの後ろからも光が差し込むことで一粒一粒の輝きがクリアに際立つように作られております。

華やか且つ正統派のデザインで、革ベルトタイプであることも様々な装いに取り入れやすいポイントです。

こちらの時計には当時のBOXと販売時のタグが付属しており、18KWGの尾錠と純正のバックスキンの革ベルトも比較的良好な状態で付いております。ケース裏蓋には輸入時の物品税証紙が残ったままの素晴らしい保管状態となっておりますので、コレクションやギフトとしても大変おすすめの1本です。