CARTIERのマストタンクシリーズから煌びやかなトリニティダイアルのご紹介です。

1970年代にタンクのディフュージョンモデルとしてリリースされたマストシリーズは、シルバー925のケースに20ミクロンの金張りを施したVermeilケースとカラーダイアルの組合せが特徴です。カルティエ トリニティといえばジュエリーラインを連想される方も多いかと思いますが、当時、マストシリーズでも3色を用いたトリニティデザインが用いられていました。イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドを組合わせたストライプ模様のダイアルはインデックスを省略し、長短針のみで時間を表すモダンなデザインで、メタリックな輝きがジュエリーテイストをより一層高めております。

ダイアルは四隅の僅かな経年とスポットで薄っすら線キズは確認できますが、肉眼では目立たず全体的に綺麗な印象を維持しており、5面のストライプパターンが煌びやかかつ上品で、光の角度によって様々な表情を楽しむ事ができます。ケースにおいては小キズ以外にメッキ剥離などなく、背面の刻印も明瞭で良好な状態です。

こちらにはカルティエ純正GF尾錠が付属しており、革ベルトはケアーズオリジナル リザードのベージュカラーを合わせました。