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1936年に製造されたステンレス×ローズゴールド素材のオールドパテックが入荷いたしました。

生産個数の大変少ないステンレスを使用したケースは18KRGとのコンビネーションが大変モダンなデザインで、まさにアールデコ期を象徴するシンメトリーなレクタングルモデルです。

ダイアルにおいても古さを感じさせるポイントが凝縮しており、PATEK PHILIPPE＆CO.が12時キワに、GENEVEが6時キワにレイアウトされた点やアラビア全数字、レールウェイトラックの分刻みなど、小ぶりな時計でありながら強いインパクトがございます。アラビア数字が12と6時のみアプライドになっている点もダイアルに奥行きをもたらしております。またくびれをきかせた立体的な長短針がアプライドインデックスと色合わせされている点もおしゃれなポイントです。

ダイアルは年代相応の経年変化がございますがマイナス評価になるようなものではなく、当時の重厚な作りがしっかりと感じられます。ケースも特筆するようなダメージは有りません。

更に、こちらには当時のオーナーがあつらえたと思われる14K素材のブレスレットが付属しております。ベゼルに合わせてデザインされたコマが時計と相性の良い組み合わせです。