1930年代中頃に製造されたビッグケースの手巻きモデルのご紹介です。

当時としては大型となる37mm径、カラトラバシェイプのビッグケースです。ダイアルは30年代ならではのセクターダイアルとなり、雰囲気よく経年を遂げたパウダー系のシルバーダイアルにブラックプリントで全体がレイアウトされています。12時と傾斜のついた3.9時のアラビアインデックスが特徴的です。内側にはクロスライン、外周には目盛りの入ったレイルウェイトラックが配されております。ブルースチール針の存在感も相まってシンプルなレイアウトながらも目を引く魅力があります。優美なシルエットを描いたカラトラバシェイプのビッグケースはポリッシュ感が少なく、ケース径に見合った存在感が際立ちます。ムーブメントは名機30mmキャリバーの登場前に多くの手巻きモデルへ採用されたCal.26.5SOB T2を搭載 、ブレゲヒゲ、バイメタルテンプ、18,000振動で気になるダメージはありません。

革ベルトにはJCペラン カーフ素材を合わせております。