1930年に製造されたロンジン手巻きモデルが入荷しました。

ヒンジ式でツバが付いたデザインのケースは、懐中時計の流れを汲むクラシカルな造りとなっており、シルバー素材が使用されています。自然な使用キズが残った状態で、ボリュームのあるラグシェイプを維持しております。形状の良い菊形リューズが付く点も魅力的です。

ダイアルは、元々のシルバーが経年によって万遍なく綺麗にアイボリーカラーに変化しており、ブラックペイントでブレゲ数字が描かれ、ブルースチールのブレゲハンドが組み合わさった人気の高いクラシカルなデザインです。ダイアル全体に経年とブラックプリントにやや擦れがある箇所がありますが、年代相応の状態と言え雰囲気を損なうような大きなマイナスポイントはありません。

ムーブメントは手巻きの13.34を搭載、粒金仕上げが施されており、ダメージ、経年の少ない綺麗な状態です。

こちらは革ベルト取り付け部がラグと一体式となっている為、巻き込み式のカーフを合わせております。

年代相応の経年変化はあるものの、ブレゲ数字を用いた素晴らしいダイアルデザインで、ヴィンテージならではの雰囲気を持ったオールドロンジンです。